コーカサスオオカブトの飼育(産卵)
先日、コーカサスオオカブトの産卵セットの割り出しを行いました。
天然個体♀より持ち腹産卵です。
【産卵に使用した種】
和名:コーカサスオオカブト
学名:Chalcosoma caucasus
産地:ジャワ産
累代:天然個体
産卵セット方法&結果は以下の通りです。
【産卵結果】幼虫28頭
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始~約1ヶ月半
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)
セット方法は図示すると以下の様な感じです。
クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動
今回のセットはセット開始から約2週間ほどで♀が死亡したのがケース側面より分かっていました。 卵が産んでいるかどうかは分からなかったのですが、あえて採卵せずそのまま放置して自然孵化を試みました。結果は28頭(幼虫) と少し物足りない結果になってしまいました。♀が天然個体だった為に寿命が早く尽きてしまったのが残念です。
産卵自体はとても容易な種だといえます。今回は少なかったですが、過去には多い時には100近く採卵出来たときもありました。
これからデパートやホームセンター、ショップなどでよくお見かけする事がおおくなるコーカサス、 是非一度チャレンジしてみては如何でしょうか?(^^)
2 Comments »
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こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいております。コーカサスのコーナーなのですが、申し訳ございません、ヘラクレスの件で教えていただけますでしょうか。こちらで、ヘラクレスの省スペース飼育を拝見し、試しております。羽化後、3週間頃で人工蛹室を掘り出してしまいますので、羽化後3週間頃に、そっと別のケースに入れ替えます。すると、そこから3週間位で死んでしまいます。三匹続けて、こうなってしまったのですが、何か原因等考えられますでしょうか?よろしくお願いします。
Comment by 秀吉 — 2009年5月14日 @ 11:46 AM
秀吉さん レスありがとうございます。 う~ん・・・はっきり言いましてこのケースは私にも??です。確かに羽化したての個体は非常に弱いので注意が必要ですが、そう簡単に、しかも3匹続けて死ぬということはちょっと考えられにくいです・・。私は人工蛹室で羽化させた場合、かなり長い間そのままにしておきます。極端に言うならば個体が熟成して暴れまくり人工蛹室のスポンジ自体をバラバラにしてしまうぐらいまで放って置きます。ただズボラなだけかもしれませんが・・・。(^^)
Comment by shiho — 2009年5月17日 @ 4:42 PM